2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2008年5月20日 エビデンス社 実は、仕事の関係でこの著者の方の講演を聞く機会があり、その事前学習としてこの本を読みました。 この本田麻由美さんは、読売新聞の記者。 34歳の時に乳がん、しかも「粘液がん」という特殊なタイプのものを発症されました。 …
2014年5月25日~2015年2月23日 講談社 相変わらず、ま~ったりと下界のバカンスを楽しむブッダとイエス。 今回も、文句なく面白いです。 竜二さん一家とバーベキューに行き、素手で鉄板の焼きそばをかき混ぜるブッダに真っ青になる静子さん。 大天使サンダル…
2008年3月25日 角川文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、森見登美彦先生といえば、舞台は京大。 この作品も、明らかに京大がモデルです。思いっきり時計台と書いてありました。 主人公は大学3回生の男性。ちなみに関西では、大学は1回生、2回…
1992年7月30日 評論社 瀬田貞二・田中明子 訳 ついにバラバラになってしまった旅の一行。 この2冊は、なんとフロドが出てきません。 メリーとピピンはオークたちに連れ去られてしまい、それを追うアラゴルンたちですが、その旅の過酷なこと。 ボロミアは命…
2007年3月25日 集英社文庫 さて、続きです。 ベトナム戦争 この戦争も冷戦の犠牲です。北と南に分けられたベトナム。南ベトナムのあまりにも腐敗した政治に南の住民が立ち上がったのを、アメリカは共産主義の手先=ゲリラとしかみなさなかったのです。 アメ…
2007年3月25日 集英社文庫 咲紗が尊敬する池上さんの著書です。 わかりやすく、読みやすく解説してくれていますので、ものすごく理解が深まりました。 また、問題がその後どうなったかも載せてくれています。 湾岸戦争 咲紗もTVで見ていました。イラクの夜の…
2013年6月20日 角川文庫 三島屋「百物語」シリーズ、第2弾です。 前回の「おそろし」もそうでしたが、今回もものすごく面白いし、感動します。 実は、同僚に何かお勧めの本はないか?と聞かれたときに、この「あんじゅう」を教えたくらいなのです。 特にこ…
2003年12月1日 新潮文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 なんか、想像していたのと全然違いました。 てっきり推理小説だと思っていたのです。 もちろん事件も起こりますし、謎解きもありますが、決して推理小説ではありません。 ファンタジーとみればい…
1992年7月30日 評論社 瀬田貞二・田中明子 訳 話が進むにつれ、ほんとに大変ですねぇ・・・と主人公たちに言ってあげたくなります。 一体いつになったら目的地につくのやら。 旅の仲間が4人から9人に増え、頼りになる道案内アラゴルンがいてくれるとはいえ…
2012年4月25日 幻冬舎 1日で読めてしまう分量ですが、内容は非常に深いです。 何度でも読み返したい作品です。 簡単ですが、概要をご紹介します。 どんな所に置かれても、花を咲かせる心を持ち続けよう 境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはでき…
1992年7月30日 評論社 瀬田貞二・田中明子 訳 全部で9冊ある中の最初の2冊です。 以前、友人が「いつ面白くなるかずっと待ちながら読んだけど、一向に面白くならなかった」と言っていたので、どうかなあ、と思って読んだら、ものすごく面白いではないです…
1994年9月20日~12月15日 朝日新聞社 文庫版 おなじみ「サザエさん」の原作です。 初期は昭和21年、戦争が終わってまだ1年たっていない頃です。 だからまだ、配給や満州引き上げ、闇市などがお話にふんだんに出てきますが、サザエさんにかかれば、そんな悲…
1997年9月15日 講談社文庫 宮部みゆき先生は、本当にいろいろな作品を書いていらっしゃるけれど、私は時代劇が大好きです。 今回も本当に面白いし、よく江戸のことを調べているなあ、と思います。 江戸時代の町の様子や人々の暮らし、その時はやっていた服装…
2014年7月25日 集英社文庫 にほんブログ村 最近映画にもなった、話題の作品ですね。 キャストのキムタク、長澤まさみはイメージピタリの適役です。 内容は、さすが東野先生、文句なく面白い・・・ですが、あまりにも面白さを詰め込みすぎているような気がし…
2008年2月29日 創元推理文庫 にほんブログ村 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 米澤先生の書く主人公(男性)は、鋭い推理力と観察眼をもっているにも関わらず、平凡で目立たず、地味に生きようとする人が多いです。 この主人公、長一郎もまじめ一筋の人…
2018年2月21日 ダイヤモンド社 kindle にほんブログ村 さて、続きです。 1.3分類の法則 (例)キッチンなら 収納のガイドライン 大分類・・・「食材」「調理道具」「食器」 中分類・・・シンクまわり、コンロまわり、皿、器など 小分類・・・食品、飲み物…
2018年2月21日 ダイヤモンド社 kindle ものすごく勉強になった本です。 断捨離は、ただの片づけと違って深い思想があります。 ついつい物が捨てられず、ため込んでしまう咲紗にとって、この本はバイブルです。 大雑把にですが、概要を以下に記します。 「1つ…
1995年6月15日 講談社文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 でました、「館」シリーズ5作目。 しかも初めての上下巻です。 またまた、ありえないくらい現実離れした館が出てきて、ドッカンドッカンと人が死んでいきます。 今回はさすがに「ちょっと死に…
1992年5月25日 新潮文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 アラブの次は、日本といきましょう。 この本はぜひ一度読んでみたかったのです。 1992年となっていますが、もちろんもっともっと前の作品です。 「エンノ」だと思っていたら、「トウノ」と読むの…
1986年12月10日 新潮文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 アラビアンナイトって、実はよく知らないのです。 アラジン、シンドバッド、アリババ・・・実はあまり区別がついていません。 アラジンとシンドバッドは、ディズニーで少しは知ってはいますが、…
2019年4月15日 ソーテック社 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 このブログは、WordPressで作成していますが、なにしろパソコン音痴、機械音痴、文明音痴、超アナログ人間咲紗がブログをはじめようと思い立ったこと自体無謀きわまりありませんでした。 当…
2014年4月25日 MAG Garden コミック これ、意外に面白かったです。 思ってたよりずっと、静かなムードのお話でした。 本当に不思議な世界の、ファンタジーの王道という感じです。 どういう世界なのかよくわかりませんが、ヒロインは思いっきり日本の名前で、…
1995年2月1日 新潮文庫 綾辻先生の「館」シリーズとはまた違う、家をテーマにした作品です。 少し前にブログで紹介した、東野圭吾先生の「ある閉ざされた雪の山荘で」という作品は、大雪を舞台に設定したお芝居で実際は雪なんか降っていませんでしたが、こち…
2004年12月10日 文春文庫 さて、続きです。 次は松川事件。これもひどいです。 電車をわざと脱線させ、運転手が死亡した事件なのですが・・・ もうここまでくると、警察は真犯人なんてどうでもよく、ただその辺にいた共産主義者を全員捕まえてきて、証拠はで…
2004年12月10日 文春文庫 いや~・・・すごい。 重すぎる内容です。 ものすごく読むのに時間がかかりました。重すぎて疲れるのです。 これは実際に戦後の占領下にあった日本で起きた未解決事件の数々です。 どれもこれもひどい事件です。 書かれているのはあ…
1993年12月10日 角川文庫 この、火村&アリスシリーズ、たくさん作品がありすぎてとても順番に読むのは無理でしょうね。 なにしろ20年以上続いている人気作品なので。 で、綾辻先生の「館」シリーズのように順番に読まなくても大丈夫そうなので、ブックオフ…
2002年12月15日 講談社文庫 いい面と悪い面が同居しているような作品です。 まず、いい面から行きましょう。 戦争中起こった実際の事件をモデルにしているそうです。 美しい世界一の豪華客船、弥勒丸。 船員たちは戦争中であっても、客船の乗組員として誇り…
本の「再読」について 久々のブレイクタイムです。 今回は、本の「再読」について考えてみたいと思います。 今までも気に入った本は何度も読み返してきましたが、読書家を意識して目指すようになってから、次々と新しい本が読みたいという好奇心が先立って、…
賽は投げられた さて、続きです。 ついに、カエサルとヴェルチンジェトリックスの対決となります。 カエサルは戦闘の時はいつも、紅の大マントをはおります。 敵の注意を引く危険はあっても、これだと味方の兵士からいつでもどこでもカエサルの姿が見えるか…
2004年9月1日 新潮文庫 知れば知るほど、かっこいいカエサル。 カエサルが優れていたのは、なんといっても情報を集めることの重要さをよく知っていたことでしょう。 カエサルは情報力を駆使して、ガリア人やゲルマン人の動き、そして地図も完全に頭の中に入…