魔法使いの嫁① ヤマザキ コレ
2014年4月25日 MAG Garden コミック
これ、意外に面白かったです。
思ってたよりずっと、静かなムードのお話でした。
本当に不思議な世界の、ファンタジーの王道という感じです。
どういう世界なのかよくわかりませんが、ヒロインは思いっきり日本の名前で、チセ、といいます。
いきさつがまだよくわからないのですが(さっきからわからないばっかりですね)、なぜかチセは競売にかけられており、それを買ったのが、エリアス、という動物の骨の頭をした魔法使いでした。
このエリアス、どうもこの世界では若干警戒されているような感じです。
エリアスはチセを自宅に連れ帰り(イギリスだそうです)、そこで自分の弟子にし、さらに将来的にはお嫁さんにする、と言います。
チセは、「スレイ・ベガ(夜の愛し仔)」と呼ばれる魔法の特別な能力があるらしく、エリアスがチセを買ったのも、それが原因ではないかと思われます。
魔法使いというのは、周りの妖精や精霊、人間以外のものの力を借りて奇跡を起こすこと。
スレイ・ベガはその魔力を吸収する力がものすごく強く、またその魔力を体内にため込む力もものすごく強い、非常に珍しいものだそうです。
しかし力が強すぎ、身体が持たず、何もしないとチセもあと3年くらいしか生きられないとのこと。
エリアスの家には、家事を担当する妖精、シルキーちゃんがいます。
このシルキーちゃん、全くしゃべりませんがかわいいです。
チセの服もシルキーちゃんが縫ってくれるらしいです。
ご飯もお掃除もぜーんぶやってくれるので助かりますよね。家にもいてくれたら・・・。
まだまだ読み始めたばかりで、これからどうなっていくのかはさっぱりわかりません。
ところで、この魔法使いのエリアスの頭、動物の骨なのですが、これは本当にこの頭なのか、それとも骨をかぶっているだけなのか・・・?
そしてチセが全くこれを疑問に思っていないのです。
不思議ー。
けっこういろいろハードなことが起きるのですが、全体的に静かなムードが漂います。
この静かな感じ、嫌いではないです。
ものすごくイギリスのムードが漂います。舞台だから当然ですが。
イギリスって魔法ものが多いですよね。ハリー・ポッターもそうだし、たしかメアリー・ポピンズもそうですよね。
でもチセは思いっきり日本人ですが、一体何語で話しているのでしょうか。
魔法世界は共通語なのか!?
さあ、これからどうなるか楽しみです。