2020-01-01から1年間の記事一覧
1998年3月15日 講談社文庫 いや、これは・・・ 凄い!凄すぎる!!! なんか島田先生の作品を読むと、いつもこういっている気がしますが・・・ 芸がないなぁ。 でもほんとに凄いんですよ! 何が凄いって? 最初から最後までです! 最初の一ページからグイグ…
2000年11月10日 文春文庫 今回は、男に裏切られ鬼になってしまった女性の話が2つも出てきます。 当時の女性は全くの無力で、ただただ男性の寵愛を待つしかないのです。 男の心が離れても、どうすることもできません。 ただひたすら愛する男が来てくれるのを…
2019年8月16日 メイツ出版 前にも書いたかもしれませんが、咲紗はお遍路にあこがれています。 もう一つのブログ「咲紗の、輝け!キラキラ毎日」にもコラムを載せるほど、あこがれているのです。 https://sashakirakira.com 定年退職になったら、絶対に行こう…
2008年7月8日 中経出版 このクリス岡崎さん、昔、親友を自殺で亡くし、それがきっかけで子供たちのカウンセリングをするようになったのですが、子供たちが人生に絶望していることを知りました。 子供たちが人生に絶望しないためには、まず大人がかっこよく人…
2003年6月30日 講談社 司馬遼太郎先生の「街道をゆく」の次に、美しいエッセイに巡り合えました。 五木先生が実際に寺を訪れ、その寺についていろいろ書かれるのですが、文章の美しさと内容の深さに感動します。 そして五木先生は、どのお寺へ行くにもきちん…
2005年9月1日 新潮文庫 さて、続きです。 4代目皇帝 クラウディウス クラウディウスは、3代目皇帝カリグラの叔父にあたり、ゲルマニクスの弟でした。 カリグラが殺されたとき、彼は思いがけず皇帝にまつりあげられましたが、この時すでに50歳。 子供の時小…
2005年9月1日 新潮文庫 長い「ローマ人の物語」もようやく中盤まできました。 今まで順調に発展してきたローマですが、この辺からだんだん怪しくなってきます。 いや、国はいいのですが、治める人が・・・。 それでは、アウグストゥスより後のローマの皇帝た…
1959年9月25日 創元推理文庫 綾辻行人先生の「十角館の殺人」で、ミステリー同好会の学生たちが様々な有名ミステリー作家の名前をニックネームにしてそれぞれ呼び合っていました。 アガサにポウ、カー、ドイル・・・その中で、結構重要な役割を演じる学生に…
2017年12月17日 双葉文庫 「シェエラザード」であまりいい印象のない浅田次郎先生ですが、この作品はぜひとも読んでみたくて、文庫本を探していてついに読めました。 ・・・が、やっぱり私、浅田先生ちょっと苦手かも・・・。 浅田先生ファンの皆様、ごめん…
2004年9月25日 電撃文庫 人気作品、第3弾ですね。 相変わらずスピード感あり、迫力あり、とても面白く一息に読める作品です。 が、あまりにもバーッと読めてしまうので、前の内容を忘れるスピードも速いことに気づきました。 続きになっているので結構前の…
2012年8月1日 新潮文庫 子供のころ、何度も読んでは最初の方で挫折していた作品です。 なのでもっと長いお話かと思っていましたが、今読んでみると、意外と短いのでびっくりしました。 何度も映画化もドラマ化もされていますね。 ジュディ・ガーランドの映画…
2001年1月10日 幻冬舎 ま~、ゆるいゆるい。 あまりのゆるさに、よくこれが本となって出版されたものだと思います(笑) これ、本人は小説だと言い張っていますが、エッセイにほど近い自分の日常・・・とも言い切れず、思っていることをつらつら書き連ねてい…
2020年5月22日 角川文庫 待望の「百物語」シリーズ、第4弾。 今回もやっぱり素晴らしい。 宮部先生の作品の中でも、もはや貫禄の域に達しているこのシリーズ、期待を裏切りません。 600ページ以上の大作でしたが、あっという間に読んでしまいました。 今回…
2013年10月16日 講談社文庫 大好きな宮部みゆき先生の作品で、これは現代ものです。 全体的に穏やかなムードで話は進みます。 主人公、高校生の英一一家は古い写真館であった家を買いますが、父親のユニークな趣向で看板をそのままにしておきました。 すると…
2007年10月16日~11月15日 講談社文庫 いや~・・・・・、我ながらよく読んだな~、4冊も。 しかも約2,600枚。 無駄に長いです。一冊一冊が分厚い! 構想8年、連載5年というからものすごいです。 綾辻先生、がんばりました。 ただ、わけのわからない…
2013年9月30日 文藝春秋 実に700ページ以上もの大作です。 そして、素晴らしい作品だと思います。 最初、題名や最初のころの数章から、てっきりのんびりしたユーモアあふれる楽しい話だと思っていました。 ところが、戦が始まったあたりから急に陰惨になって…
2015年10月20日 河出文庫 ものすごく勉強になった1冊です。 前回ご紹介したやましたひでこさんの断捨離の本と、ほぼ同じことをおっしゃっています。 断捨離も禅の考え方をもとにしたものですからね。 ちょっと違うところは、断捨離はまず捨てる、こちらは捨…
1998年11月10日 文春文庫 やっぱり面白いです!陰陽師。 平安時代の話で、妖の話なのにとってもオシャレな気がするのは私だけでしょうか。 とにかく、清明と博雅の2人の関係と会話が本当にいいのです。 博雅は何かあるとすぐ清明の屋敷にやって来て、すぐに…
シリーズ2作目です。 相変わらず短くて読みやすいです。 今回は、料理人の修行に明け暮れる海里のもとに、かつての後輩が訪ねてきたことから、マスコミに居場所がばれてしまい、ひどい目に合ってしまいます。 でも前回から比べて、ずいぶんと大人になった海…
2015年9月25日・2016年3月25日 MAG Garden コミック 今回はリンデルによって、一部だけれどもエリアスの過去が判明します。 エリアスは気づいたら森をさまよっていて、自分が何者なのかよく判っていなかったようです。 初登場、リンデルの師は、なかなか若く…
2014年9月25日・2015年3月25日 MAG Garden コミック 久々の続きです。 チセというスレイ・ベガ(夜の愛し仔)を買ったことで、教会から3つのペナルティを受けたエリアス。 その一つは、ドラゴンの巣の様子を見に行くこと。 そしてもう一つ、ネコの多い町ウ…
2005年12月1日 新潮文庫 若だんなシリーズ第二弾です。 相変わらず身体が弱く、周りに甘やかされにいいだけ甘やかされている若だんな、一太郎。 それはまるで、甘~いイチゴ大福の上にチョコレートをかけ、更にはちみつ、砂糖でたっぷりくるんだ上に、甘~い…
2011年7月15日 講談社文庫 こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 いや、これはすごい!! 久々の大興奮作です!! いや~、こうなるんだ・・・、そうだったのかぁ・・・という感じです。 同僚の借金の保証人になったばかりに、地獄のような借金地獄に陥る、妻…
2014年8月22日 新潮社 kindle さて、続きです。お待たせいたしました。 初代皇帝として、優れた手腕を発揮し続けるアウグストゥス。 しかしこの人、ものすごく身体の弱い人でした。 お腹が弱かったらしく、カエサルに連れられて戦場に行った時もお腹を壊しま…
2014年8月22日 新潮社 kindle ここ数日、ブログの方を少しお休みさせていただいて読書に集中。 蓄積を増やすため頑張ろう・・・と思ったのですが、この「ローマ人の物語」でほとんど終わってしまいました。 だって長いんだもん、この作品・・・。面白いから…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 今回は、ブレイクタイムということで咲紗のシリーズものについての気持ちを自由にお話しさせていただきたいと思います。 さて、世の中にはシリーズものの作品があふれていますよね。 石を投げればシリーズものに当たる、…
2005年2月20日 光文社新書 kindle 一時話題になった会計学の本ですね。 咲紗は会計学の本はあまり読んだことがありませんが、非常にわかりやすく書かれていました。 簡単ですが、ざっとまとめを書いてみましょう。 まとめ 企業というものは継続することが大…
2017年6月25日 森 絵都 訳 角川文庫 言わずと知れたディズニーの「くまのプーさん」です。 1926年に発表され、日本では石井桃子訳の「クマのプーさん」があったそうですが、著作権が切れた関係でどうやら他の訳文でも出せるようになったらしいです。 前回ご…
2002年6月15日 講談社文庫 表紙の猫がかわいくて、ついつい買ってしまいました。 火村英生とアリスシリーズの短編集です。 相変わらず普通・・・かな。傑作というわけでもないけど決して駄作ではない。 可もなく不可もなく、といったところでしょうか。 「赤…
2015年11月20日 講談社 いやもう・・・笑えます。 今回は、ブッダの誕生日である花まつりをいかにメジャーな祭りにするかということで、天部がものすごいブッダのマスコットを考えるのですが・・・ それが気持ち悪いんだけど、なぜかなんとなくかわいい。 で…