咲紗の、本とチワワとコーヒーと ~愛すべき本たちとの日々~

読書大好き咲紗が、読んだ本の感想やご紹介をしていきます

島田荘司

リベルタスの寓話  島田荘司  講談社文庫

御手洗潔シリーズです。 グロい! とにかくグロい! 人間の内臓全部出して、そこに別のもの突っ込むんですよ~(>_<) それで人形を作るんだって。 よくこんなことできるな。 グロいという前知識なしで読んだから、いきなり出てきて「ぐぇ~・・・」という感じ…

写楽 閉じた国の幻(上)(下)  島田荘司  新潮文庫

島田荘司先生の作品の中では、あまり上位に入ってこない作品だけど、読んでみて、確かに御手洗潔シリーズとは全然違いました。 六本木のビルの回転ドアに息子が挟まれて死んでしまった、歌麿研究者の佐藤。 これは実際にあった事件をもとにしているようです…

改訂完全版 斜め屋敷の犯罪  島田荘司  講談社文庫

改訂版が2016年だけれど、実際にはもっと前の作品です。 御手洗潔シリーズは、やっぱり期待を裏切りませんねぇ。 これも、猛烈に面白いのです。 ピサの斜塔のように斜めに建てられた館で起こる殺人事件。 雪は降っていますが、別に孤立してはいません。 いわ…

星籠(せいろ)の海(上)(下)  島田荘司  講談社文庫

御手洗潔シリーズで、初の映画化作品だそうです。 舞台は瀬戸内海、広島の鞆(とも)というところです。 ここは昔、村上海賊がいたところで、船の技術や海上船の技術が大きく発展したところだそうです。 そのため、ペリーがやってきたとき、幕府はこの村上海…

異邦の騎士 改訂完全版  島田 荘司

1998年3月15日 講談社文庫 いや、これは・・・ 凄い!凄すぎる!!! なんか島田先生の作品を読むと、いつもこういっている気がしますが・・・ 芸がないなぁ。 でもほんとに凄いんですよ! 何が凄いって? 最初から最後までです! 最初の一ページからグイグ…

水晶のピラミッド  島田 荘司

1994年12月15日 講談社文庫 御手洗潔シリーズ、今回も本当に面白いです。 犯人が分かったように見せかけて、実は違ったんだよ~、知ってたけどね~みたいな感じでどんでん返しが待っていました。 御手洗って英語ペラペラなのね、知らなかったです。 今回はピ…

暗闇坂の人喰いの木  島田 荘司

1994年6月15日 講談社文庫 すごい!すごすぎる! 何という面白さ! 「占星術殺人事件」で、この島田先生は天才ではないかと思ったけれど、やっぱりこのお方、ただ者ではない。 700ページ近い大作ですが、ちっとも中だるみせず、退屈などするはずもありません…

改訂完全版 占星術殺人事件 島田 荘司

2013年8月9日 改訂版第一版 講談社文庫 改訂版なので2013年ですが、実際は1982年12月の作品です。 うう~~ん。すごい。すごすぎる!!! これ作者のデビュー作だというから驚きです。 本当か!?信じられない! 天才じゃないかしら。 島田荘司先生…