四国八十八ヶ所札所めぐり 小林 祐一
2019年8月16日 メイツ出版
前にも書いたかもしれませんが、咲紗はお遍路にあこがれています。
もう一つのブログ「咲紗の、輝け!キラキラ毎日」にもコラムを載せるほど、あこがれているのです。
定年退職になったら、絶対に行こうと決意しているほどなのです。
どうしてこんなにあこがれるのでしょうか・・・。
自分でもよくわからないのですが、とにかく行って、歩いて、お寺でお経を唱え、身も心も洗われたいのです。
四国の美しい海にも憧れます。
関西出身で小さい頃からお寺になじんで育ったことも影響しているのでしょうか。
そんな咲紗ですから、お遍路に関する本や記事を調べまくり、ほかの人より少しは詳しいつもりです。
この本はそんな中の一冊です。
一つ一つの札所の説明が詳しく、写真満載、歩き方や距離、かかる時間なども載っていて、本当に歩いたらどうかという想像があれこれできて楽しかったです。
もちろん、お遍路の基礎やマナーなども詳しく載っています。
お寺の宿坊の有無、お値段、近くの宿泊所なども載っているので助かりますよね。
咲紗は、ぜひ宿坊に泊まってみたいのです。
そうそう、You Tubeにも、お遍路の道を実際に歩いている動画が結構あり、それを見るのも楽しみなのです。
もちろん、全部のお寺が弘法大師ゆかりですが、どのお寺も火災や戦火にやられ、焼けたことのないお寺などありませんね。
全く、当時の戦国武将たちはなんでお寺を焼きまくったのでしょうか。
罰当たりめが!
そんな中でも明治の廃仏毀釈は相当なダメージだったようです。
ずいぶんと強引なことをしてしまったものですね。
この時に失われた貴重な文化遺産もたくさんあったことでしょう。
そんな厳しい歴史の中でもお寺は生き残り、今でもしっかりとたたずんでいます。
中に安置されている仏様たちも、静かに私たちを見つめ続けています。
そんな風に自分も生きていきたいと思うのですが、なかなか難しいです。
この本はいろいろ読んだお遍路の本の中でも、ダントツわかりやすく、お遍路のイメージがしやすく、実際に歩くときもガイドとして持っていくことができると思います。
地図付きですから、実際に歩いているところが想像できて、もう楽しくて楽しくて、ニヤニヤしてしまいました。
咲紗お気に入りの、大満足の一冊です。
できれば歩き遍路で行きたいので、行く前になんとかウォーキングの特訓をして、体を鍛えなければ。
ああ、早く行きたいよぉ。