咲紗の、本とチワワとコーヒーと ~愛すべき本たちとの日々~

読書大好き咲紗が、読んだ本の感想やご紹介をしていきます

☆ブレイクタイム~咲紗のひとりごと~

本の「再読」について

久々のブレイクタイムです。

今回は、本の「再読」について考えてみたいと思います。

今までも気に入った本は何度も読み返してきましたが、読書家を意識して目指すようになってから、次々と新しい本が読みたいという好奇心が先立って、あまり再読をしていませんでした。

しかし、このブログを始めるにあたって、過去に読んだ本を再読してみると、なんと!ほとんど覚えていないではありませんか。

咲紗は読書家を目指してから読書ノートをつけているので、内容は覚えている方だと思っていましたが、結局「ノートに書いてあることしか覚えていない」ということに気づいたのです。

何度も何度も読み返した本は、人物のセリフまでも暗記しているというのに。

なんてもったいない!

せっかく読んだのに、これじゃ何の意味もありません。

人間の記憶力って、あてにならないものですね。

そこで試しに何冊か再読してみたところ、新たに印象に残ったところや、前回にはなかった発見がやはりありました。

あと、ちょっと勘違いして覚えているところなんかもあったりして、再読の大切さを思い知りました。

ピースの又吉は太宰治の「人間失格」を、今でも月1回は読むそうです。

彼の、この作品に対する読みは本当に深いです。

咲紗も最近お気に入りになった本がものすごく増えたのですから、これからはどんどん再読を取り入れていこうと思います。

カズレーザーは、読んだ本は売ってしまい、また読みたくなったらまた買うというスタイルを取り入れているようです。

たしかに、本を置いておく場所があまりなければこれも一つの方法ですが、咲紗はよっぽど気に入らなかった作品以外は全部取ってあります。

よって、いつでも好きな時に再読できる環境にあるということです。

読書はインプットも大事ですが、アウトプットはもっと大事だといいます。

読書ブログもアウトプットの一つの方法であり、咲紗にとっては内容を思い返しすうえで、非常に役立っています。

本の内容を読んだ端から忘れていっては、ただ「これ、読んだことがある」で終わってしまい、内容が自分の知識になっていなければつまらないですからね。

アウトプットと、「再読」。

この大切なことをこれからもっともっと実行して、日本一の読書家を目指すぞ!!

と、誓った咲紗でした。