新版 指輪物語 二つの塔 上1・上2 J.R.R.トールキン
ついにバラバラになってしまった旅の一行。
この2冊は、なんとフロドが出てきません。
メリーとピピンはオークたちに連れ去られてしまい、それを追うアラゴルンたちですが、その旅の過酷なこと。
ボロミアは命を落としてしまいます。
みんな、砂漠をずーっと走り続けて、よくこんなに走れるものだと思います。
エルフはあまり疲れを感じることがない種族だそうです。うらやまし。
非常に力を持った魔法使いで、ガンダルフとは対照的な魔法使いサルマンが出てきますが、こいつ、徹底的に悪い奴です。
冥王に心奪われ、あわよくば自分が一番の権力者になろうとしているのです。
また、アラゴルンたちはメリーたちを探している途中で、ローハンの騎士に出会います。彼らは、ローハンの王が、部下の「蛇の舌」にあやつられ、正気を失ったいることを知ります。
「蛇の舌」は当然、サルマンの部下。みんなサルマンにいいように操られているのです。
後でローハンに向かうことを約束し、アラゴルンたちはメリーたちの追跡を続けますが、なんと、そこでガンダルフと再会!やっぱり死んでいませんでした。
一方、オークたちに連れ去られたメリーとピピンは、過酷な旅を強いられていました。
みんな、冥王のところに行こうとしているのです。
メリーとピピンは知恵を絞って、ようやくオークたちから逃げ出すことに成功。
森の中に隠れ、そこで「木のひげ」に出会います。
果たして、全員が再開できるのはいつのことでしょうか。
フロドとサムは、あれからどうなったのでしょうか?
ちなみに、ローハンのエオウィン姫は、確実にアラゴルンに恋をしていますね。
さあ、その恋もいったいどうなっていくのでしょうか?