世界を変えた10冊の本② 池上 彰
2014年3月20日 文春文庫
では、前回の続きです。
テロリストの教科書ともいうべき激しい本。宗教って本当に人間への影響力がすごすぎます。
環境問題を始めて提言した名著です。現代にもそのまま当てはまります。
有名なダーウィンの本です。神を信じる人々が反発したことや、人間とサルの関係について、ダーウィンがいろいろは迫害を受けたことは知っていました。
が、「生き物は生存闘争に買ったものが残り、残ったものは正しい」という進化の基本が少し捻じ曲げられ、白人が黒人奴隷を正当化したり、ヒトラーに影響を与えたということは知りませんでした
「雇用、利子および貨幣の一般理論」 J.ケインズ
経済の考え方というのはいろいろありますが、どれが完璧ということはないのではないでしょうか。この本も、いい面もあれば、やはりうまくいかない面もあるとのことです。
「資本主義と自由」 M・フリードマン
これもいろいろある考え方の一つです。こうなると何が正しいのか正しくないのかわかりませんが、著者はノーベル賞を取ったそうです。
う~ん、難しい本が多いですね。宗教、経済、環境、人種問題・・・どれもこれも現代に横たわる問題に関する内容です。
ここに乗っている10作品のうち、私は「アンネの日記」しか読んだことはありませんが、読んでも果たして理解できるでしょうか・・・不安です。
でも、尊敬する池上さんが「世界を変えた!」とおっしゃっているのですから、ぜひ一度頑張って読んでみたいです。
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