咲紗の、本とチワワとコーヒーと ~愛すべき本たちとの日々~

読書大好き咲紗が、読んだ本の感想やご紹介をしていきます

仮面山荘殺人事件  東野 圭吾

1995年3月15日  講談社文庫

今回のブログは、非常にあいまいな書き方になってしまいます。

詳しく書いてしまうとネタバレになって、全くこの作品の面白さが損なわれてしまうからです。

ただ、咲紗は読んだときに、もしかしたらこういう展開なんじゃないかな~・・・とはうすうす思っていました。

そして、もしそうだとしたら犯人はあの人なんじゃないかな~、とも。

咲紗の考えは当たっていました。

ただ思っていたよりも、もっとトリックは複雑で、びっくりさせられましたが。

そして犯人は、思っていた以上にクズ野郎でしたが。

結婚式直前に婚約者を事故で失った主人公。

1年たったある日、主人公と、婚約者の家族、友達、親戚などが、婚約者の両親の別荘「仮面山荘」に集まります。

玄関に仮面が飾られているのですが、それがまるで主人公たちをあざ笑うかのような表情をしていて、不気味に思う主人公。

その夜、別荘荒らしの強盗二人組が侵入し、家のもの全員人質に取られてしまいます。

そしてそこで、殺人事件が。

さて、この窮地をどうするか・・・・という話、なのですが

が、

ここで一筋縄ではいかないのが東野先生です。

このパターンを知っている人なら、すぐトリックはある程度見破られるかもしれません。

でも知らない人なら、ものすごくびっくりする展開が待っています。

パターンを知っていた咲紗ですが、それでもぐいぐい引き込まれましたし、人間描写が絶妙です。

東野先生は、本当にすごい作家ですね。

ぜひご一読ください。

このトリックを見破られるかどうか、試してみてくださいね。

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