咲紗の、本とチワワとコーヒーと ~愛すべき本たちとの日々~

読書大好き咲紗が、読んだ本の感想やご紹介をしていきます

サザエさん⑥~⑩文庫版 長谷川 町子

1995年1月15日~3月15日  朝日新聞社

相変わらず楽しいサザエさん

だいぶ戦争色も無くなって、平和な世の中になってきました。

市民も落ち着いてきたし、豊かになってきています。

初めて洗濯機が出てきて、サザエさんとフネが「ほしい」と言っている回がありました。

当時は高価なものだったとか。手で回す式ですが、あればずいぶん楽になりますよね。

ファッションも変わってきて、サザエさんもパンツ姿が多くなってきました。

いよいよ、ノリスケさん登場。

伊佐坂先生も出てきました。

なじみの人たちがだいぶそろってきました。

ノリスケさんはまだ独身で、サザエさんの家に下宿し、お見合いをしては断られています。

タイコさんの出番はまだ先のようですね。

このマンガを読んでいると、本当によく時代がわかります。

サザエさんが日ごろ使っている道具や家具一つ見てても面白いです。

ところでサザエさんは前から編み物が上手ですが、編み物っていつから日本に入ってきたんでしょうね。

戦争中もやってよかったんでしょうか。

あとカツオも昭和25年の時点で野球をして遊んでいますが、バットやグローブが既に手に入るようになってたんだな、とわかります。

あと、サザエさんが氷を買って来て、途中で話し込んでしまい氷を全部とかしてしまうシーンがありますが、まだ冷凍庫で氷を作ることは出来なかったのでしょうね。

少しずつ時代が進んでいき、その過程がわかって興味深いですね。

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